キッチンの選び方
初めにスクラップやメモを用意しましょう。
キッチンづくりは、住まいのなかでデザイン的にも価格的にも大きな比重を占めるスペースです。
住宅設計は様々なご希望や条件、予算に基づいてプランニングします。展示場のモデルハウスとまったく同じに家を建てられる、建てる方はまれです。
キッチンデザインも同じことです。まずは必要条件のなかで自由にデザインしてみましょう。15cm間隔の規格モジュールも無視してみましょう。ここから新しいキッチンづくりが始まります。 とは言っても、自由に考えられる方は少ないでしょう。制約にとらわれず、貴方のイメージをメモしてみましょう。
カラーイメージや住まいに合ったテイスト、ショールームなどを見学されて良いなと思ったキッチン、収納力や清掃性、ビルトインしたい設備機器などポイントはまとめておきましょう。
設計者、デザイナーさんがパートナーであれば、この程度はヒアリングされるでしょうね。
貴方のパートナーは?
ここからが問題です。設計者も一般的には規格製品に慣れていて、キッチンメーカー製品を当てはめる設計に走りがちなのです。コスト、納期、工事・・・の都合で×○メーカーのキッチンが良いですよ・・・って話は良く有る事です。もちろんそれで希望にマッチすれば問題はありません。
キッチンの選択肢は大きく分けて「国内システムキッチンメーカー」「海外キッチンキャビネット取扱い会社」「家具・DIYショップ」「家具製作会社」「キッチン部材メーカー」に分類されます。これらのメーカーや輸入会社の他に、設計事務所やその他の業者が受注窓口となって相談を受け付けているケースもあります。
基本デザインは設計者、詳細はキッチン担当者
うまく希望に合わなかった場合の相談窓口が、オーダーキッチン会社や製作家具会社になった場合、一般的にオーダーキッチン会社や製作家具会社は中小業者が多く、その業態は様々です。小回りが利き、親切な相談をしてくれる会社が多いようですが、中小業者でニッチな業界ゆえに心無い業者もありますので注意が必要でしょう。いずれにしても、大切なのは担当者のコーディネート、デザイン能力、商品知識に依存する部分が多いでしょう。よく説明を聞いて、信頼できるパートナーとなるか確認することが大切です。
基本的に建築設計は設計者が空間設計をや色彩計画(カラーリング)、照明計画(ライティング)を行います。キッチンのサイズやデザイン形状は設計者が建築主とともに決めるものです。インテリアコーディネーターやキッチンスペシャリストなどと一緒に進める場合も設計者からのデザイン指示によることが大切でしょう。
Ekitchenでは設計者・デザイナーとのパートナーシップにより、貴方の住まいづくりをお手伝いいたします。
システムキッチンを探す
スタイルや扉の色柄、メーカーなどでシステムキッチンイメージを検索してお探しいただけます。検索結果の中でお気に入りのイメージが見つかったらスクラップしておくと良いでしょう。
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