キッチンシンクとして人気のカラーシンクはステンレスにセラミック加工を施したCOMOシンク及びハイパーシンクなど各種人工大理石カラーシンクを取扱いしております。
NEW!人造石カラーシンク近日販売開始!!
7カラー・3タイプ5サイズを通常国内在庫!カスタムメイドワークトップとコーディネートをデザインしていただけます。
カラー
black・ブラック|anthracite・アンスラサイト|rock grey・ロックグレー|alumetallic・ アルメタリック|white・ホワイト|tartufo・タルトゥフォ|concrete-style・コンクリートスタイル
シンクシリーズにより在庫カラーが変わる場合があります。
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ステンレスシンクと人工大理石・人造石シンク
キッチンシンク(流し台)は「人研ぎ流し台」や「タイル貼り流し台」から公団住宅(現UR都市機構)昭和31年(1956年)に始まるセクショナルキッチン(コンロ台や流し台を個別に据え置くタイプ)から、ステンレスシンクが一般的になり、その約20年後、昭和40年台後半に登場したシステムキッチン(カウンター・キャビネットなどを組み合わせる部材型キッチン)が現在の主流となっています。
ライフスタイルの変化とキッチンのあり方
ダイニングキッチンのプランによりキッチンが食事を作る裏の炊事場から家族団らんの表の場所になったように現在では更にオープンなリビングと一体となったキッチンスペースへと変化してきました。現在ではよく見かけるペニンシュラ型や更にオープンなアイランド型など、より開放的で家族のコミュニケーションを深めるスペースとなりました。
人工大理石カラーシンクの登場
衝撃的とも云える業界初の人工大理石カラーシンクはヤマハ(現トクラス)により2002年に発売されました。この成功をきっかけに、他社システムキッチンメーカーやOEMシンクメーカーの開発が始まったと云っても良いでしょう。現在では国内数社のOEMメーカーや一部、海外輸入品も販売されています。その人気はEキッチン取扱いのハイパーシンクなど人工大理石シンクの人気、販売数量にも表れています。
ステンレスシンクと人工大理石シンクの比較?
ステンレスシンクと人工大理石シンクのどちらが良いか?ネット上にもメリット、デメリットやステンレスシンクVS人工大理石シンクなどの掲載をよく見かける様になりました。
大切なことは素材を比較することよりも、どの様なキッチンスタイルなのか方が大切ではないでしょうか?キッチンワークを考えればラフに使えるステンレスシンクに優るものは無いと思います。リビングに解放されたキッチンのための人工大理石カラーシンクであることを忘れてないでください。オープンキッチンだから人工大理石カラーシンクなのではないでしょうか?独立型クロースドキッチンやセミオープンキッチンでカラーシンクが必要でしょうか?使うキッチンより、見せるキッチンの人工大理石カラーシンクとも言えます。
傷や変色を議論するよりもクッキングするための機能として人工大理石とステンレスを比較することは歴然としています。カラーシンクならCOMOシンク。人工大理石ならハイパーシンクやエポキシシンクがおススメです。
ステンレスシンク
使い勝手と機能性のステンレス
ステンレスシンクはデザイン性よりは使い勝手や機能性を重視したユーザー向けと云って良いでしょう。シンク側面にリブやレールを取付ける事で水切りプレートやサポートプレートにより調理スペースを確保できるシンクはステンレスならではです。ステンレスは人工大理石シンクよりもクッション性が有りグラスなどの破損も少なくなります。
傷が気になる?
ステンレスは金型でプレス加工されている製品が殆どです。新品の時はマットな仕上げですが、使っているうちに細かなスリ傷ができます。常に新品同様の仕上げをキープする事はできません。この細かな傷が気になる方には向かないかもしれません。ただ、ステンレスの仕上げでヘアーラインやバイブレーションが有るように傷?を仕上テクスチャーとしているのもステンレスならではです。
人工大理石シンク
なぜカラーシンクなのでしょう?
カラーシンクは海外では鋳物ホーローとして古くから使われてきました。鋳物は砂型など比較的コストを掛けず様々なデザインで製造できます。そこにホーロー加工を施して様々なカラーは楽しめるわけです。意匠性を重視するユーザーには鋳物ホーローや人工大理石カラーシンクが適しているかも知れません。
人工大理石、樹脂ならではの注意点
人工大理石の使用方法や注意点を見ていただくと分かるように、熱や薬剤に対する強さは完全ではありません。通常の使用方法では考えられない事ですが、熱した鍋などは直置きすると変色の原因になります。各メーカーにより性能表示はまちまちですが変色や傷、最悪はクラックの危険も有る事を理解しておく方が良いでしょう。傷や変色はコンパウンドなどで磨けると表示している製品が多いですが、磨き方はによっては仕上げ感が変わってしまうかもしれません。
日本のシステムキッチンと海外キッチン
「日本独特」の「システムキッチン」は海外と違い大手メーカーによりカウンターやシンク、機器など部材から施工までパッケージ販売されています。メーカー主導で自由が効かないケースもよくある事です。「オーダーキッチン会社」は自由度が高いのが魅力ですが、価格も高いですね。設計者の考えるキッチンデザインの制約があるのは考え物です。Eキッチンは北米など海外キッチンの輸入販売から得たノウハウで部材部品を組み合わせたカスタムメイドキッチンパーツをお届けしています。デザイナーに限らず、ビルダーの方でもカスタムメイドキッチンに積極的な方もどんどん増えてきています。部材販売だけでない「キッチンづくりの方法」もお届けしたいと思っています。
弊社は過去に輸入キッチンの様な部材型システムを使う時に、最初に困ったのがキッチンシンクでした。海外シンクはディスポーザーを取付ける事が一般的で「ゴミ受け」が無いのです。呼び径115Φの小さな排水口です。日本では180Φと大きく「ゴミ受け」が有るのです。
ディスポーザーは下水処理の問題から国内では制限されています。20年以上前になりますが、国内のキッチンシンクメーカーを探しました。最初に出会ったのは中外交易でした。当時は輸入住宅が注目されていたので輸入キッチンを取り扱う会社をキッチンシンク販売会社の中外交易は営業対象にしていたのです。現在でもオーバーシンクの機種は中外交易が最も多いのですが、今後変わっていく可能性も多いでしょう。
弊社で良く輸入していた北米のキッチンシンクメーカーは「KOHLER・コーラー」や「ELKAY・エレケイ」などです。リンクを見ていただいて分かるように「シンク」だけ掲載されていますね。日本とは違い、全てパーツごとに製造販売されているのです。つまり部材メーカーとして様々な製品を提供する事で、ユーザーの選択肢が大幅に向上しているのです。日本の様な各メーカーの「クローズドパーツ」ではありません。誰でも部材として購入できますし、ホームセンターでも販売されている程です。
さて!他のシンクは無いのか?・・・という事で、探しました。なかなか見つからないはずです。殆どはOEM(相手先ブランド)メーカーで表に出てこないメーカー工場なのです。
さて、購入できるのか?現在こそインターネットでOEMメーカーでも直販の可能性を探っています。しかし、残念ながら「OEMメーカー」として「システムキッチンメーカー」に嫌われることはもちろんできません。しかも通常の住宅機器の様な商社問屋の流通ルートも無いのです。Eキッチンでは代表の商社勤務経験からルート指定したり営業保証契約や与信預託金契約したりしているほどです。Eキッチンは常にオープンで有りたいのです。いつか少しでもクローズドパーツがオープンパーツになるために、小さな差別化が意味の無いことになるために・・