キッチンシンクの材質
キッチンシンクの材質
材質は従来から一般的に使用されているステンレス・流しのほかにステンレスにセラミック加工を施した製品や人工大理石を使用した「カラーシンク」が生産されています。
そのほかにも海外製品として鋳物ホーローのカラーシンクも使われています。
ステンレス
ステンレス鋼は錆び難く、高弾性と軽量で加工性が高いメリットからキッチンシンク「流し」として数多く採用されてきました。また、加工性の良さから湾曲加工に制限があるものの自由なサイズのオーダーシンクに対応できるのも強みです。オープンキッチンの増加とともにカラーシンクに人気が集まっていますが、コスト面など実用性の高いシンクです。
素材 主にSUS304(18-8)18%のクロムと8%のニッケル
カラーステンレス
ステンレスのメリットを活かしながらガラス質セラミック処理を施し、インテリア性の高いカラーとともに、表面硬度と耐汚性も向上させたカラーシンクです。表面の汚れなどは通常のステンレスシンク同様にクリームクレンザーやナイロンたわしで落とせます。
人工(人造)大理石
最近、注目を集めている人工大理石シンクはワークトップカウンターとの一体感を高めデザイン性を向上させた製品です。鋳物ホーローよりも弾性がありますので食器などの破損もし難くなります。重量が重くなりますが、水はね音などの静音性は良くなります。各メーカーにより取付方法やカウンターの色柄の組み合わせが異なります。
【カラー4色】
カームホワート
カームイエロー
カームグレー
カームオレンジ
【カラー4色】
グランデホワイト
グランデピンク
グランデオレンジ
グランデグリーン
樹脂
人工大理石の分類に入るのですが樹脂性のカラーシンクもあります。使用方法には若干の注意が必要ですがクリヤーな質感がインテリアとしてのキッチンに魅力を与えてくれます。
ファッションシンク【製品詳細へ】
鋳物ホーロー
古くから有るキッチンシンク・流しの素材です。食器の破損や重量などの問題から余り採用されていませんが、そのカラーバリェーションや形状、デザインの良さから輸入製品を中心に採用されています。もちろんアンダーシンクにも対応可能です。
シンクの表面仕上
ステンレス
○BA(バフ・ビエー): 鏡面に近い光沢を持った仕上げ
○HL(ヘアーライン): 長く続く縦すじの付いた仕上。髪の毛のような線という意味。 縦すじによって、独特のおちつきのある、つや消し的仕上り。
○No.6(梨地):比較的反射の少ないつや消しサテン仕上げ
○No.8(鏡面):最も反射反射率の高い鏡面仕上げ(研磨目無)。
○バイブレーション仕上げ:無方向性ヘアーライン仕上げ。
カラーシンク
○セラミックコーティングステンレス
○人工(人造)大理石
○鋳物ホーロー
○樹脂コーティング