さて、なんと読むでしょう!?
よく知っているモノの名前でも、普段ひらがなやカタカナで見慣れていると、漢字表記に「読めない」と戸惑う場合がありますよね。 たとえば、毎日見ている「釦」や「拇」、おかずにもおつまみにも美味しい「捏ね」など。 大好評の日本語クイズ、本日のお題もそんな「知っているのに読めない」モノの名前から。 「兀兀」って読める?「パイパイ」じゃないよ!
「杓文字」という日本語、なんと読むか分かりますか? これも皆さんがよく知っている、あるモノを指す日本語です。パッと見て「えもじ」と読んでしまいそうですが、そうではありません(スマホで使う「えもじ」は漢字で書くと「絵文字」です)。 さて、いったいなんと読むのでしょうか? ◆ヒント1:キッチンで見かけるアイテム モノと言っても色々ありますが、「杓文字」は主にキッチンで見かけるアイテムです。 ◆ヒント2:言葉の意味 小学館デジタル大辞泉によると、「杓文字」の意味は、「汁や飯などをすくうのに用いる木製などの道具。めしじゃくし」です。 ◆ヒント3:ひらがなで書くと4文字 さらに大ヒント! 「杓文字」をひらがなで書くと、「●ゃ●●」の4文字です。 ……もうお分かりですね?
正解はコチラ!
「杓文字」の読み方、正解は「しゃもじ」でした! 前述のデジタル大辞泉によれば、「杓文字」という言葉は、「杓子(しゃくし)」の後半を略して「文字」を付けた女性語、とのこと。 女性語というのは、古い日本語に多く見られる女性特有の言い回しのことです(例「あら」「まあ」など)。杓文字という言葉は、もともとは女性たちの会話を中心に発生したものなのかもしれませんね。
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