インスタグラムには「#interiordesign(インテリアデザイン)」というハッシュタグのついた投稿が9,800万以上ある。つまりインスタグラムはインテリアのアイディアを得るにも、自慢のインテリアを披露するのにもぴったりな場所だということ! インスタグラムのアルゴリズムはさておいて、フィードで目立つための第一歩は完璧な写真を撮ることである。でもフィードをスクロールしていると、みんなを圧倒するような素敵な写真を撮るのは不可能なことのように思えてくる。そこで家具やインテリアグッズのECサイト「ヒールズ」で画像を手掛けるインテリア写真の専門家、ヴィクトリア・エーデルスカヤに室内の写真を撮る上で気を付けたい点をアドバイスしてもらった。このポイントを押さえればあなたのインスタグラムには雑誌のグラビアのような写真がずらりと並ぶはず!
自然光を使う
photo : HEAL
「室内を撮影するときには自然光を使うのが常に最善の選択。また光が一番多く明るいときを狙うこと」とヴィクトリア。「人工の光を使うと青みや黄色みがかかり本来の色が損なわれる。その結果、写真全体の輝きが失われてしまう」。 だから1日を通して部屋の様子に目を配ること。部屋によって太陽光の量が最も多い時間は異なるため、自分の撮りたい部屋がいつ明るいのかをメモしておくといい。また直射日光が当たらないときを選ぶことが重要。「室内の写真を撮るには、明るいけれど曇っている日がベスト。雲は自然のフィルターとしての役目を果たし部屋を柔らかい光で満たしてくれるから」
スマートフォンの写真機能を理解する
photo : HEAL
今のスマートフォンは極めて優秀。スマートフォンに写真をレベルアップしてくれるツールが備わっている場合、プロが使うような一眼レフのデジタルカメラがなくても雑誌のグラビアのようなインテリア写真が撮影できる。 「私の気に入っているテクニックは露光量を大きくして明るい写真を撮影すること。また暗い場所を撮るときには露光量を小さくする。そうするとムードのあるドラマティックな印象の写真が撮れる」
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