掃除のプロたちは、仕事を遂行するうえで賢い裏ワザを駆使している。そこで3人のプロに対し、家じゅうのすべての部屋をできるだけ効率的に掃除するコツを尋ねてみた。さらに、彼らにとっての必需品やto do、NG行為についても教えてもらった。最小限の労力で最大限の効果を得るとっておきの裏ワザとは?
家を掃除する最良の方法
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掃除をするとき、私たちが犯しがちな最大の過ちはひと部屋ずつ掃除すること(これは「ゾーン別クリーニング」と呼ばれている)だという。 そんなことをしたら、時間がかかってしょうがない! 「4時間かけてキッチンを掃除するか、4時間かけて家全体を隅々まで掃除するかはあなた次第です」と、コロラド州フォートコリンズでジャスト・ライク・ニュー・クリーニングという清掃サービスのオーナーであるリサ・ロメロさんは指摘する。 「多くの人は、1カ所だけに集中して掃除することに夢中になってしまいます。たとえば、カウンターは徹底的に掃除するけれど、コンロはおろか、別の部屋などとても手を付ける余裕などない、というふうに。現実的に言って、いろいろな場所を拭き掃除し、できるだけ早く別の場所に取り掛かる方が早く進められるし、効率的です」。 プロの多くは「タスクごとに掃除する方法」を好む。それは、家全体にハタキをかけてから、次のタスクに取り掛かるという方法だ。 テキサスで「RZJ清掃サービス」を経営するロナルド・ペインさんは、「常に次に進もうという思いに駆り立てられるので、作業が早く済むのです」と話す。 そこで、以下にある7つのステップに従えば、初心者の場合は4時間で、プロレベルになれば2時間半で家全体をピカピカに仕上げることができるようになるそう。
究極のお掃除メソッド
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お掃除のアドバイスが欲しい? それは、上から下へ、左から右へ、というもの。「私は毎回、2階のバスルームから取り掛かります。そこは掃除用品を置いておく格好の場所ですから」と、ロメロさんは言う。 各タスクを行う際には、部屋の一番高いところからスタート(埃を取るなら、一番高い棚から)し、部屋の左から右に向かって掃除をする。そうするとやり残しがなく、低い位置にあるすでにきれいにした棚に誤って埃を落としてしまうこともない。
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