住宅ローン借り換えは事前にシミュレーションを!方法とポイントは?
住宅ローンの負担を少しでも減らしたい!と考えたときに、選択肢のひとつとなるのが住宅ローンの借り換えです。しかし、どんな住宅ローンでも借り換えれば負担軽減にわけではなく、賢く借り換えるためには借り換え前後を比較するためのシミュレーションが不可欠です。 しかし、シミュレーションといっても方法やチェックするべきポイントがわからず、戸惑う方も多いでしょう。そこでここでは、住宅ローン借り替えのシミュレーションについて、必要な情報やシミュレーションの方法、注意点などをまとめました。実際にどのくらい得になるのかをシミュレーションした例も紹介していますので、ぜひご自身の現状と比べてみてください。
住宅ローン借り換えのシミュレーションに必要な情報は?
住宅ローン借り換えのシミュレーションをする際に必要な情報は、大きく次の2つです。 1.現在の住宅ローンの借り入れ・返済の状況 2.借り換え後の希望条件 具体的には、以下のような情報をもとに借り換え前後を比較することで、どの程度返済額が変化するかを知ることができます。 ◆現在の借り入れ・返済の状況 現在の住宅ローンの借り入れ・返済の状況とは、主に次のような事項です。 ・借入残高 現在の住宅ローンがいくら残っているか。 ・返済額 月々の返済額や、ボーナス月の返済額。 ・残りの借入期間 借入期間がどれだけ残っているか。 ・返済方法 元利均等返済か元金均等返済か。 元利均等返済=毎月利息を含めた一定金額を返済していく方法。元金均等返済=元金部分を毎月均等に返済していく方法。元金の残額に応じて金利分が減るため、元金均等返済の方が総返済額は少なくなります。 ・金利 変動金利か固定金利か。 変動金利=市場の金利情勢などにともなって利率が変動する方式。固定金利=設定された期間中は利率が固定される方式。 ◆借り換え後の希望条件 借り換え後の希望条件とは、主に次のような事項です。 ・返済額:月々・ボーナス月にいくら返済していきたいか。 ・返済年数:何年かけて返済するか。 ・返済方式:元利均等返済、元金均等返済のいずれを選択するか。 ・金利タイプ:固定金利と変動金利のいずれを選択するか。 このほか、借換先の候補となっている金融機関が実際に提供しているプランをあてはめて試算することもできます。
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