住宅ローン10年固定金利への借り換えで得するの?実質金利についてもお伝えします
住宅ローンの金利タイプには、変動金利、固定期間選択型、全期間固定金利があります。 今、借り換えを検討されているあなたは、現在変動金利のため、将来を見据えて固定金利への変更を検討されているのでしょうか?それとも、現在固定金利の借入期間が、近い将来終了予定なのでしょうか? ここでは、人気の高い10年固定金利の住宅ローンについて説明していきます。また、実質金利についてもわかりやすくお伝えします。
住宅ローン借り換えでお得になる?
住宅ローンの借り換えをしてお得になるのは、どのようなケースでしょうか。目安となる条件を解説します。 ■借り換えでお得になる人 1.金利差が年1%以上になる人 2.残りの返済期間が10年以上ある人 3.住宅ローン残高が1000万円以上の人 1は、借り換えた後の金利差が1%以上になる場合です。現在の金利より借り換えた金利の方が、1%よりも低くなるようでなければ、借り換えのための費用を考慮するとお得感が低いケースが多いとされています。 2は、返済期間が10年以上残っている場合です。住宅ローンの残りの返済期間が10年よりも短いと借り換えによる効果が小さくなってしまうため、借り換えの費用をカバーできないケースが多く、お得感は感じられなくなってしまいます。 3は、住宅ローン残高が1000万円以上ある場合です。残高がそれより少ないと、2つ目と同様借り換えにかかる費用をカバーできず、お得感が得られない場合があります。 ■借り換えのメリットとデメリット メリットとしては下記の様な点が上げられます。 ・月々の返済額や返済総額を減らすことができる。 ・団体信用生命保険の保障内容が今よりも充実するよう見直すことができる。 ・選ぶ金融機関によっては、返済期間を延長できる。 などがあります。 借り換えのデメリットとしては、下記の様な点があります。 ・借換時の諸費用が発生する。 ・借換時には審査を受けなければならず、審査にとおらない可能性もある。 ・団体信用生命保険に加入できない健康状態の場合は、利用できない住宅ローンもある。 などがあります。
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