{{記事のタイトル}}
パナソニック株式会社 空質空調社は、2024年3月1日に全館空調と組み合わせることで、家中を24時間自動で加湿し、冬場の乾燥を抑制する天井埋込形加湿ユニット「AQUA Sitter(以下、アクアシッター)」を発売します。
昨今、政府の方針もあり、住宅の消費エネルギー量を実質ゼロにするZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)など高気密高断熱住宅が拡大しています。このような高性能住宅の普及に伴い、各居室ごとに設置していたエアコンなどの空調機器を1か所に集約し、住戸内をほぼ均一の快適な温度に保つ全館空調の採用も増加しています。一方で冬場の乾燥が課題視されており、不快感だけでなくウイルスの増殖、アレルギー発症リスクの高まりなどが懸念され、加湿の重要性が高まっています。
このような環境下、当社は全館空調熱交換気システム「with air®️(ウイズエアー)」を戸建てとマンション向けに提供しています。2024年3月1日に「with air®️」専用のオプションとして、当社独自の遠心破砕技術を採用した加湿ユニットを発売します。さらに同日、この技術を活用し、一般的な全館空調(※1)にも組み合わせが可能なアクアシッターを発売します。本製品は、遠心破砕加湿方式と湿度センサーで加湿量をコントロールし、全館空調と組み合わせることで加湿した空気を各部屋に送り込み、家中の湿度を24時間自動で制御します。水道直結による自動給排水と加湿フィルターレスで、メンテナンスの手間を軽減します。さらに、ビルトインタイプのため据置型加湿機のように場所を取らず、3LDKの住宅で各部屋とリビングで計4台の据置型加湿機(気化式)を設置することに比べ、32%(※3)消費電力を削減します。「AQUA Sitter(アクアシッター)」のネーミングには、家族と家の湿度を見守りながら付添人のように優しくケアをしたいという思いを込めています。
当社は独自の加湿技術を採用した本製品で、住宅の乾燥などのお困りごとを解決し、上質な空気で快適に暮らせる空間づくりに貢献します。
この記事へのコメントはありません。