ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は1月5日、平屋分譲住宅「QUADRIFOGLIO(クアドリフォリオ)-幸せの平屋」を茨城県日立市にて販売開始したと発表した。
イタリア語で“四つ葉のクローバー”を意味する同住宅では、幸せの象徴である四つ葉のクローバーをモチーフに、LDKを中心とした間取りプランを提供。家族が自然とリビングに集まって幸せに暮らすことをイメージした平屋住宅となっている。全プラン18帖以上のLDKは、木目の勾配天井で開放的な空間が特徴。フルフラットキッチンやウォークスルークロークなど、家族が使いやすい設備も設置されている。
分譲用地は、敷地と接道の広さなどに独自のルールを設定し日当たりを確保。共通した建材を使用するなど同社のスケールメリットを生かすことで、同社商品の2階建てと同等、もしくはより抑えた価格での提供を目指す。建坪は平均30坪(約99.17m2)。
世帯人数の減少や家事動線の利便性、騒音を気にせず子育てがしやすい戸建てへの関心の高まりなどから、近年若年層でも平屋のニーズが増加している。同社ではこうした需要に対応するため、2020年に590万円から建てられる「規格型ひら家注文住宅IKI(イキ)」を販売。好評だったことから、分譲住宅においても家族が集まって幸せに暮らすことがイメージできる平屋住宅を開発した。
今後は、栃木県と千葉県で建築予定。今年度は10棟程度の完成を見込んでいる。