大和ハウス工業(大阪市)は、Web限定の戸建て住宅商品「Lifegenic(ライフジェニック)」のバリエーションを拡充し、4月1日に木造戸建て住宅商品「Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)」を発売する。
新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が長くなり、Webサイトを通じて買い物をする人が増えていることから、同社は2019年に発売したWeb上で簡単に家づくりを体験できる戸建て住宅商品「ライフジェニック」のバリエーションを拡充。快適な都市での暮らしを実現する「ライフジェニックダブリュー」を提供開始する。
同商品は、都市部に多い狭小地に対応するため、間口のモジュールを4550mmから455mm単位で広げられるプランを用意するなど、限られた敷地を最大限に活用可能。近隣からの目線に配慮し、光・風の採り方にも工夫を施した「外に閉じて内に開く」都市の住まいを提案するもので、顧客は光の入り方が異なる「コの字型」「Lの字型」「スクエア型」の3タイプから選択できる。邸別構造計算で耐震性を確保するほか、断熱性の高い外壁や太陽光発電パネルを標準搭載することでZEHにも対応可能。
「ライフジェニック」および「ライフジェニックダブリュー」では、ニューノーマル時代に対応する「テレワーク提案」や「家事シェアハウス」を選択することができる。快適な在宅勤務のために同社が新たに提案を開始した「つながりワークピット・コーナータイプ」は、“家で働く”を家族全員で支えるプラン。リビングやダイニングの横に設けられた、ほどよく仕切られた「おこもり空間」はテレワーク以外にも活用可能で、仕事に集中できるよう室内ドアを設置することもできる。
家族全員で家事をシェアする「家事シェアハウス」では、一人ひとりが帰宅時にカバンの収納や着替え、手洗いをすませてからリビングに入れるよう動線が配慮されている。花粉やウイルスを持ち込みにくく、家事と衛生面に対する意識の負担を軽減するという。
販売目標は年間800棟。価格は税込2035万円(「Lの字型」プランの場合)。提案数は15タイプ全45プラン。