大建工業、〝機能建材〟で差別化=賃貸住宅市場で販売堅調、今年度上期売上高は横ばいキープ

出典:住宅産業新聞社 https://www.housenews.jp/equipment/17403

大建工業(大阪市北区、億田正則社長)が賃貸住宅向けの製品販売で健闘している。賃貸住宅市場は一昨年の不正融資問題を契機に冷え込みが始まり、2019年1~11月の貸家着工数は前年同期比約15%減。これを受け大手賃貸住宅メーカーの請負建築数もほぼ同率の受注減を強いられている。しかし大建工業の今年度上期の賃貸住宅部門売上高は前年同期の横ばいをキープ、環境の厳しさが見込まれる下期を含む通期トータルでも数%の落ち込みしか見込んでいない。理由は1枚単位で張り替えが可能な業界オンリーワンの製品「更新性フロア」や上下階の音の問題に対応する「防振吊木」といった、同社の強みである差別化製品〝機能建材〟の販売が堅調なためだ。同社は現在、賃貸住宅向け機能建材の品揃え強化として界壁の遮音対策も視野に入れ検討している。

PR
  • コメント: 0

関連記事

  1. LIXIL、エクステリア空間部材「プラスG」を大幅拡充

  2. 三協立山・三協アルミ社、2025年に複合窓の新製品=現行2ブランドを統合、前中計では起案するも実施せず

  3. 住宅市場、今年も見通し厳しく 都心のコンド供給は3期連続ゼロ タイ・建設・不動産 – NNA ASIA

  4. 愛知住まい推進協 すまいる愛知住宅賞募集|建設ニュース 入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社 – 建通新聞

  5. 前澤給装工業—1Qは2ケタ増収・増益、住宅・建築設備事業が堅調に推移 | 個別株 – 株探ニュース

  6. コロナ後の働き方と住まい選びはどのように変化するか ~コロナ後の首都圏住宅市場の見通し(後編) ~賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2021年8月~ – アットプレス(プレスリリース)

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

Google検索

掲載製品について

当サイトに掲載の商品情報は廃番製品も含まれています。過去に販売されていた情報も貴重との判断から掲載しておりますので、予めご了承下さい。
  1. ~パナソニック株式会社「介護施設のニオイに関する意識・実態調査2…

    2025.08.06

  2. 業界最細サイズのパナソニックの「内窓」市場ニーズに合わせたライ…

    2025.07.16

  3. 「パナソニック ショウルーム 大阪」をリニューアル

    2025.06.25

  4. クリナップ、新ステディアに「天然木ワークトップ」=9月に受注スタ…

    2025.06.18

  5. コスト転嫁の値上げ、数量減カバー=住設・建材大手の2025年3月期国…

    2025.06.17

  6. 洗面化粧台を“脱・脱衣所”でくらしの真ん中へ 普及価格帯で叶える新…

    2025.06.17

  7. クリナップ・竹内社長、「今期は〝サニタリー・セカンドステージ〟…

    2025.06.06

  8. 累計78,000棟を超える全棟に許容応力度計算の実績、パナソニック耐…

    2025.06.05

  9. クリナップ、システムキッチン「ステディア」拡販に注力=販売数量の…

    2025.06.04

  10. 日本初 中古住宅とリノベーション工事の総額で物件探しができるサー…

    2025.06.03

  1. 登録されている記事はございません。

スポンサー広告