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パナソニック株式会社は、2024年4月1日より、冷凍・冷蔵宅配品の非対面受け渡しを可能にする、日本初※1集合住宅用「冷凍・冷蔵宅配ボックス」の受注販売を開始します。
通常、冷凍・冷蔵品の宅配は対面での受け渡しが必要ですが、同製品を設置した集合住宅であれば、常温品の宅配ボックス利用時と同様に、居住者が不在の場合でも冷凍・冷蔵品の非対面受け渡しが可能となります。日常生活の利便性はもとより、宅配便の再配達を削減し、ドライバーの労働生産性向上にも寄与します。
同製品は、ユニット仕様の宅配ボックスで、制御ユニット、冷凍ボックスユニット、冷蔵ボックスユニットで構成しており、集合住宅の規模やスペース、ニーズに応じて自由に組み合わせることができます。また、集合住宅で利用されているインターホンや非接触キーシステムとの連携※2ができ、各住居への着荷通知が可能です。さらに、機器の異常や荷物の滞留状態を遠隔監視し、長期間の滞留や異常が検知された際は、遠隔操作で解錠することも可能です。
同製品の発売を開始するにあたり、約2年間の実証実験を行い、複数の配送業者や不動産会社の協力の下、機器の評価や運用上の課題を確認しながら、要冷品の置き配ソリューションを追求しました。
当社は同製品の提供を通じて、宅配便の再配達に起因する社会的課題解決への貢献を目指します。
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