ヒノキヤグループ(東京都千代田区)とスタイルポート(東京都渋谷区)はこのほど、ヒノキヤグループの子会社である桧家住宅のホームページに「VRセレクテリア」を開設した。
スタイルポートが提供するクラウド型VR内覧システム「ROOV walk(ルーブ ウォーク)」の戸建て住宅版を採用したもので、桧家住宅のモデルプランをVR機能によって実際に歩き回るように内覧することができる。桧家住宅が提案するインテリアスタイル「セレクテリア」の基本スタイル11種類の比較も可能。間取りの空間イメージとともに、壁や床のカラーシミュレーションや家具の配置などをウェブ上で体感できるため、顧客は手軽に住宅購入の検討を進めることができる。
「ROOV walk」は、未竣工物件の室内空間や生活イメージのシミュレーションが可能。戸建て住宅版では、従来のインテリアサンプル表示、カラーセレクト、採寸、家具シミュレーション、自動ウォークスルー再生などの機能に加え、外観の確認や上下階へのスムーズな移動を実現した。
ヒノキヤグループとスタイルポートは、今後も住宅販売におけるITソリューションの活用について協議し、顧客の多様なニーズに応えるサービスを提供していくとしている。