イケアに駆け込む前の注意点も。
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自宅の片付けが終わったときの爽快感は格別。ただ、その作業を想像しただけでうんざりしてしまうときがあることも事実。巷には片付けのプロたちが紹介するあらゆる裏技やTIPSが出回っているものの、どれが有効かを判断するのは難しい。 「あらかじめ『NG行為』を知っておくことで、物事がシンプルになる場合があります」と語るのは、You Need a Vickyの創設者である片付けのプロ、ヴィッキー・シルバーソーンさん。自宅の片づけに関する貴重なアドバイスををヴィッキーさんが伝授してくれた。
捨てるものを分別する
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■ 捨てるものを分別するときに「しない」こと 「部屋の中にあるものをすべて出し、床に山盛りにする。そうすることで圧倒されてしまいますし、すべてのものをチェックし、処分するかどうかを判断し、また、残しておくものを整理し直すのにも想像以上の時間を費やしてしまう羽目に陥ります」 ■ 捨てるものを分別するときに「する」こと 「まず、食器棚や部屋にある1つの片隅にターゲットを絞り、内容物をすべて出しましょう。そしてそれらをまとめ、1つ1つチェックし、処分するものとそうでないものを分別します。全体が片付くまで、それをスポットごとに繰り返して行います」
片づける場所を決める
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■ 片づける場所を決めるときに「しない」こと 「どこから手を付けるか、必要以上に考えすぎること。最終的にはすべての片付けは終わるので、どこから手を付けるか深く考えれば考えるほど、肝心な片付けが後回しにされてしまいます!」 ■ 片づける場所を決めるときに「する」こと 「普段から最も気になっているスポットを選び、そこからスタートして! そのときの気分は、いわば、ジムに行こうかどうか迷っているときのようなもの。言い訳を思いつく前に先手を打って、とにかく体を動かすのです」
必要なものか判断する
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■ 必要なものか判断するときに「しない」こと 「決定を下す際、必要以上に自問自答すること。時間だけが無駄に過ぎ去ってしまいます。これは去年着たか、使ったかなどは、重要ではないのです。そもそも散らかっていたら、それを見ることも取り出すこともなかったはずです。そんなことを考えるのは無意味ではないでしょうか?」 ■ 必要なものか判断するときに「する」こと 「自分に問うべき最も大事な質問は、『これがなくても生きていけるか?』だと考えます。直観に従えば、答えは自ずと出てくるはず。今後、あるものを着るか、使うか、お金を無駄にしてしまったか、使い道がないかということは、自分が一番わかっているはずです」
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