写真:LIMO [リーモ]
ワーキングマザーが増えた現代では「忙しい家事は週末まとめてやる」といったご家庭も多いのではないでしょうか。平日は仕事や子供の習い事の送迎、宿題のチェックや夕食づくりなどにかくやることがいっぱいのママたち。そんなワーママたちの「苦手な家事」ランキングから、令和を迎えた今でも続くお悩みが見えてきました。
溜まった家事をさばいて終わる週末
働くママたちが少しでも心穏やかに過ごすために必要なことといえるのが「平日の家事をいかにストレスなくこなすか」ということではないでしょうか。 帰宅早々に夕食を作り、子供の話を聞きながら宿題などをチェックしていく。明日の支度やちょっとした毎日のルーティーンをこなしているだけであっという間に夜が更けていくママたちは「平日に完璧な家事など求めていたら心も体も休まらない」といいます。 「子供ができる前は、家の中に凹凸があることすら気になる性格だった私。でも、男の子二人を産んで以来、家の中が心からスッキリしていると感じる日はなくなりました。 最初のうちは私も仕事から帰るたびに『ちゃんと片づけなさい!』と怒りながら一緒になって掃除をしていたのですが、それを繰り返すうちに息子たちも私も疲弊してしまって。お互い笑顔がなくなってきたので『週末、みんなでちゃんとしようね』と話し合い、平日は片目をつぶることに。徐々に整理整頓だけでなく細かな家事を週末に回すことにしてみました。前より家の中は汚くなりましたが、その分ストレスの軽減と親子で何気ない遊びをする時間の確保という副産物できました。 ただ、平日の家事を諦めた分の負担が週末にどっさりきてしまったことで、遠方へのお出かけなどの頻度は圧倒的に減ったのも事実。週末はちょっと真剣に水回りや浴槽を掃除して終わるなんてことが結構あり、子供たちをどこかへ連れて行ってあげるためには何を切り捨てればいいのかいうのが今の悩みです」 毎日子供にガミガミ言ってしまうのは自己嫌悪に陥ることも多く、そんなストレスをなくすためワーママたちはさまざまな工夫をしています。とはいえ、マンパワーや時間には限界があり、何かを取捨選択しなければならないのが現状のようです。
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