野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は、2021年1月1日時点の首都圏「住宅地価格」の動向調査結果を発表した。2020年10~12月期の住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で0.7%(前回0.3%)となり、2四半期連続のプラスとなった。
首都圏エリア調査地点別の動向内訳では、「値上がり」を示した地点が22.6%(前回19.6%)、「横ばい」を示した地点が75.0%(同79.8%)、「値下がり」を示した地点が2.4%(同0.6%)と、値上がり地点と値下がり地点が増加、横ばい地点が減少となった。
エリア別の変動率は、東京都区部が0.8%(前回0.7%)、東京都下0.2%(同0.3%)、神奈川0.2%(同0.3%)、埼玉1.1%(同0.3%)、千葉1.1%(同0.0%)。
年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均が0.3%(前回▲0.3%)。調査地点別の動向内訳では、「値上がり」を示した地点が26.8%(前回16.1%)、「横ばい」を示した地点が54.8%(同59.5%)、「値下がり」を示した地点が18.5%(同24.4%)となり、値上がり地点が増加、横ばい地点と値下がり地点が減少となった。