LIXILグループ(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は12月1日付で事業会社のLIXIL(同、大坪一彦社長)を吸収合併し商号をLIXILに変更する。
これに先立ち4月1日からLIXILと一体経営を始め、同日付でLIXILの代表取締役会長兼社長兼CEOに現LIXIL代表取締役会長の瀬戸氏が就任する。
現LIXILグループの取締役代表執行役副社長でLIXIL代表取締役社長兼CEO兼LIXILジャパンカンパニーCEOの大坪氏は、同日付でLIXILグループの取締役になると同時にLIXILに新設される役職の副会長に就く。LIXILグループが23日に発表した。
LIXILグループによる吸収合併は「二層構造を解消し意思決定の迅速化を図るだけでなく、経営および人的資源の重複をなくして追加的な運営コストを削減し、経営効率の改善につなげる」(LIXILグループ)ことが目的。
合併に先んじて実施するLIXILの組織変革として、現在は商品を管掌するテクノロジー事業部とエリアを管掌するLIXILジャパンカンパニーの2つの営業本部の下に連なっている支社・支店・営業所の体制を改め、3月末でLIXILジャパンカンパニーを解散。
4月1日付でテクノロジー事業部のみが支社を管掌するかたちにすると同時に、現在の8支社・約50支店の規模を、支店をなくした支社のみとし、支社の数を17にする。
この記事へのコメントはありません。