TOTOの2021年3月期第1四半期業績、国内事業が営業赤字に=ショールーム休館がリモデルに打撃

出典:住宅産業新聞社 https://www.housenews.jp/equipment/18430

TOTO(福岡県北九州市、清田徳明社長)の2021年3月期第1四半期(事業期間は4月~6月末)業績は、営業利益が前年同期比約60%減と大幅な減益になった。主力の国内事業リモデル(既存)分野において、その需要喚起と獲得に最大の力を発揮するショールームが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時休館を強いられたことが響いた。

国内事業の営業損益は前年同期の33億円の黒字から1億円弱の赤字に、また、前年同期に国内事業における営業損益の90%を占めた既存分野の営業損益は30億円の黒字から5億円の赤字に、それぞれ転落した。

21年3月期通期連結業績予想は第3四半期を含む下期の合理的算定が困難なため「未定」とし、9月末までの累計となる第2四半期の売上高と営業損益のみ、第1四半期決算を発表した7月31日に開示した。第2四半期も国内事業に与える新型コロナウイルス感染拡大の影響継続を予想、前年同期比で国内事業は売上高18%減、営業利益96%減を見込んだ。

TOTOでは新型コロナウイルス感染拡大の影響で毀損され、21年3月期第1四半期の売上高に計上できなかった金額について、国内事業13%、海外事業18%と試算している。

PR
  • コメント: 0

関連記事

  1. 深センの中古住宅成約面積、1月は75%減 中国・建設・不動産 – NNA ASIA

  2. タカラスタンダード、来年度に追加値上げ=今年度に続き4月受注分から

  3. ドアを開けても大丈夫?「悪質訪問販売業者の手口」 新興住宅地で体験したこと(LIMO)

  4. 米1月一戸建て住宅着工4.3%減 建設許可も1.8%減 – ロイター (Reuters Japan)

  5. 大手住宅・建設会社に独自調査 資材高騰と品不足で一寸先は闇 – ITpro

  6. 住宅崩落その後…隣接市道の工事めぐり大阪市と住民が和解へ“工事費負担と土地寄付”(MBSニュース) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

Google検索

掲載製品について

当サイトに掲載の商品情報は廃番製品も含まれています。過去に販売されていた情報も貴重との判断から掲載しておりますので、予めご了承下さい。
  1. 小規模共同住宅用エレベーターでは最長奥行き「リベルタージュロン…

    2025.03.11

  2. 集合住宅向けEV充電サービス「Resi-Charge(レジチャージ)」EVコン…

    2025.03.11

  3. 戸建てEV所有者向け「おうちEV充電サービス」を提供開始

    2025.02.25

  4. 快適で健康、省エネな空調システムで、米国の人々のくらしを豊かに…

    2025.02.21

  5. パナソニックのエコキュートが累計出荷250万台を達成

    2025.02.13

  6. 世界中の断熱ガラスをグラベニールへ変える “Amazing!”を超える設備…

    2025.02.07

  7. 工期が約半分に、現場廃材を約8割削減 建築業界の作業効率向上に貢…

    2025.01.15

  8. マンション管理IoT化サービス「モバカン」をえん建物管理が導入

    2025.01.09

  9. 米国市場で住宅向け全館空調システム「OASYS」事業を開始

    2025.01.08

  10. 「住宅用・産業用太陽電池モジュール MODULUS(モデュラス)ブラッ…

    2024.12.23

  1. 登録されている記事はございません。

スポンサー広告