国土交通省は10月30日、登記データを基に個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工・指数化した今年7月分の「既存住宅販売量指数」を公表した。戸建て・マンション合計の季節調整値は前月比12.4%増の106.2(前年同月比6.1%減)、床面積30m2未満のマンションを除いた合計は同12.8%増の100.0(同6.3%減)だった。
そのうち、戸建て住宅の同指数は同7.7%増の106.3。マンションは同16.5%増の104.3、30m2未満を除いたマンションは同22.8%増の91.2だった。
「既存住宅販売量指数」は、建物の売買を原因とした所有権移転登記個数のうち、個人取得の住宅で既存住宅取引ではないものを除き、2010年平均を100として指数化したもの。総務省統計局の「住宅・土地統計調査」で把握可能な「既存住宅取引量」には含まれていない別荘、セカンドハウス、投資用物件等を含む。各月の販売量における季節性を排除するため、月次指数において季節調整を行う。
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