永大産業(大阪市)はこのほど、埼玉県草加市に新たな物流拠点「草加物流センター」を開設した。
同社は現在、全社的な物流改革を推進しており、今回の新設はBCM(事業継続マネジメント)に基づいた拠点整備の取り組みの一環として実施。特に需要が高い首都圏エリアにおいて、茨城県(東日本物流センター)、神奈川県(神奈川物流センター)に続き、埼玉県にも物流センターを設けることで、物流ネットワークの基盤強化を図る。
草加物流センターでは、埼玉県南東部、東京都、千葉県、茨城県南部、神奈川県西部の5つの配送エリアを担当。首都圏の配送エリアを最適化するとともに、物流センターにおける緊急災害時の保管と荷役作業の役割を果たしていく。
同社は、トラックドライバーの慢性的な担い手不足や企業の競争力強化のため、物流改革が必須であるとしてさまざまなプロジェクトを推進。QRコードによる製品のトレーサビリティーの強化や、本社における新たな物流倉庫建設を進めていくとしている。
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