副業でも人気 コロナ禍の「家事代行」はご近所さんに依頼する(日刊ゲンダイDIGITAL)

出典:Yahooニュース:ライフ https://rdsig.yahoo.co.jp/rss/l/headlines/life/nkgendai/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9oZWFkbGluZXMueWFob28uY28uanAvaGw_YT0yMDIwMTExMi0wMDAwMDAxNS1ua2dlbmRhaS1saWZl

家事も近所の主婦がやってくれる

 来月には年末年始の大掃除シーズンになり、年が明ければ引っ越しも始まる。最近は家事をプロの代行業者ではなく、家事代行アプリから“近所の人”に依頼する人が増えている。  マッチングアプリといえば婚活や恋愛を思い浮かべるが、最近は畑の管理、除雪の手伝いなどをしてくれる相手を探せるアプリが増えている。  そのひとつ「ANYTIMES(エニタイムズ)」は、全国24時間365日対応可能の家事代行を探せる無料アプリ。サイトの中には家事手伝いサポーターの募集ページが一覧になっていて、利用者はサービス内容とプロフィル、口コミを見ることができる。マッチングできるのは、お互い近所(交通機関を利用して1時間以内)に住む人同士だ。  その中身はこんな具合だ――。 〈2時間で、水回り、気になるところのお掃除をいたします。東京都60代女性〉 〈お庭掃除します。枝切り、草刈り、剪定、越境枝の枝下ろし、伐採、抜根、室内観葉植物の手入れ、ウッドデッキ製作、何でもご相談ください。東京都60代男性〉 〈渋谷区周辺でお困りの方、買い物、掃除のお手伝いをさせて下さい。東京都30代男性〉  ただし、サポーターは、玉石混交だ。経験者から専業主婦、定年退職したシニア、副業の会社員などさまざま。プロ集団ではないので、当たりはずれはある。その分、値段は安く、個人間のやりとりなので時間の融通も利くのがメリットだ。  気になるサービスが見つかればサポーターのページ内の「依頼相談」をクリックし、やりとりがはじまる。依頼者はクレジットカードかPayPalで前払い。料金はサイトを通じて「エニタイムズ」に入り、サービスが完了後、サポーターに入る仕組みだ。サポーターには、決済手数料など15%を引いた額が入金される。 「サポーターは大半が主婦で、特に子育ての終わった50代以上の方。または、清掃経験者もいます。理由は、『金銭的に家計の足しにしたい』『子供の手がはなれたので地域貢献したい』が多い。コロナの影響か、ここ数カ月は35歳から60歳の男性が増えました。テレワークと同時に副業が解禁になったり、本業の収入が減ったことではじめられた方が多いとみています。植木職人やテレビの大道具経験者など手に職を持った方が中心です」(「エニタイムズ」代表の角田千佳氏) ■依頼の相場は2時間で4000円~  一方、利用者は、リピート率が高いのが30代と40代。独身会社員が自分ではできない水回りの掃除や買い物を依頼。2時間で4000~5000円程度が相場で、交通費や雑費込みだ。  また〈家具を組み立てます〉という募集も目につく。これは同社がイケアと共同で「イケア家具組み立てトレーニング」(受講料無料)を実施しているから。サポーターの中で希望者はイケアの家具の特徴や、組み立てのコツなどをイケアの組み立て専門のスタッフに教えてもらい、条件をクリアすれば「イケア認定サポーター」を与えられるという。イケアの公式組み立て代行を利用すると、基本工賃(1回5000円)+組み立て希望商品の購入金額の20%がかかる。アプリで組み立ててくれる人を見つけた方が安い。 「実はテレワークが推奨されてからのこの数カ月、家事代行カテゴリーでも、DIYの依頼がかなり増えました。オンラインで家具を買ってホームオフィスをつくりたいという利用者が家具の設置や組み立てができるサポーターを探しているのです。本業よりも収入が増えたという男性サポーターは少なくありません」(前出の角田千佳氏)

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