住宅ローンの借り換え審査について解説!通りやすくなるコツを紹介
住宅ローンの借り換えは、これから支払う予定の金額を大幅に下げられる可能性があるため、検討している人も多いのではないでしょうか。 住宅ローンの借り換えには、再度審査を受ける必要があり、新規借入時に審査が通っているからといって、借換時の審査に通るとは限りません。 今回は、住宅ローンの借換時の審査について、新規借り入れとの違いや、審査時に見られるポイントをご紹介すると共に、借換時の審査を通りやすくするコツなどもご紹介します。住宅ローンの借り換えを検討している人はぜひ、参考にしてみてください。
住宅ローンの借り換え審査。新規借り入れとは基準が違う?
金利の低い住宅ローンへ借り換えを行えば、これから支払う予定の金額を大幅に下げられる可能性が十分にあります。 しかし、より良い条件への借り換えを決めても、必ずしもすぐに借り換え契約が成立するわけではありません。住宅ローン借り換えの際にも審査を受ける必要がありますが、新規借入時とは違う方法や条件を採用している金融機関も存在しています。 ◆新規借り入れとの違い 住宅ローン借換時は、新規借入時とどのように審査が違うのでしょうか。審査は主に、物件価格と支払い能力の二つを基準に行われます。 新規借入時と借換時では、物件の価格・価値が変化しています。日本の場合、一般的に建物の価値は年数を追うごとに下がっていきます。それでは、ある程度築年数がたってしまった住宅は担保価値がなくなってしまい借り換えが難しくなるのかというと、そうではありません。 金融機関にとっては、借り換えで新しく契約してもらう方が自社の利益になるため、担保となる物件の評価は比較的甘く審査されることもあります。 逆に、審査時の評価が比較的厳しくなりがちなのが、利用者の返済能力です。例えば残りの返済期間に対して、返済できるくらいの年収が維持できているか以外にも、転職していないかなど収入面における新規借入時からの変化をチェックします。 特に転職してすぐの場合や転職を繰り返しているケースだと審査に通らないこともあります。もし、新規借入時と就業状況は変わっていなくても、ほかのローンなどでの借入金が多かったりする場合は審査に不利となります。
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