住宅ローンの借り換えをするときに元の銀行へはいつ連絡すればいい?
住宅ローンの負担を減らすためには、借り換えは有効な方法です。 しかし、実際に借り換えを行うと手間がかかり、わかりづらいので難しく感じるかと思います。 特に2つの銀行を行き来するわけですから、いつの時点で元の銀行に連絡すればいいのかといった疑問は出てくるでしょう。 そこで住宅ローンの借り換えをするときに、元の銀行への連絡はどのタイミングでするべきかというポイントについて解説していきます。
住宅ローンの借り換え。元の銀行へはいつ連絡するべき?
住宅ローンの借り換えが決まれば、元の銀行へは新しい銀行の本審査に通過したタイミングで連絡するとよいでしょう。承認されていない状況で連絡しても、審査に落ちてしまえば借り換えが進められません。本審査に通過して新しい銀行からお金を借りられたら、元の銀行に住宅ローンとして借りていたお金を返済できるめどがついたことになります。借り換えをスムーズに進めるためにも、新しい銀行の審査通過後に連絡しましょう。 住宅ローンを借り換えするときの流れ 新しい借入先が決まれば、まずは事前審査を申し込んでください。事前審査では、およそ以下の項目で判断されます。 ・借入時の年齢 ・完済時の年齢 ・健康状態 ・勤続年数 ・年収 ・返済負担率 ・連帯保証 基本的に年齢が重視される傾向にありますが、金融機関によっては多少の違いはあるでしょう。これらの項目を審査されて、通過すれば本審査へと進みます。ただし、事前審査が通ったとしても本審査で否認される可能性もあります。 そのため、本審査が承認された時点で元の銀行に連絡するようにしてください。その後はローン残債の一括返済および抵当権の抹消と設定を行います。抵当権については後述します。これらが終われば、新しい銀行の返済が始まります。また、借り換えを円滑に行うためには、ほかの借入先もいくつか候補にあげておくと、たとえ審査落ちしてもすぐに次へと動けます。 審査に通過すれば元の銀行へ「全額返済する」と伝える 本審査に通ったら、元の銀行に連絡して「全額返済する」と伝えてください。元の銀行の完済日が、新しい銀行の借入日になります。ただし、土日や法務局が業務を停止している日は借入日として指定できません。また、新しい銀行にも元の銀行への連絡先を知らせる必要があります。具体的には元の銀行の支店名や担当者名などです。借り換えがスムーズに行われるように、何かあった場合に備えて日中も連絡が取れる電話番号を知らせておきましょう。
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