ミサワホーム(東京都新宿区)は、ニューノーマルライフを豊かにするデザインを盛り込んだ企画タイプの木質系工業化住宅「SMART Brands WS(スマートブランド ダブリューエス)」を、北海道・沖縄県を除く全国で2021年1月2日に発売する。
同住宅では、3つの「NEW NORMAL DESIGN(ニューノーマルデザイン)」を提案。「STAY DESIGN(ステイデザイン)」では、約3メートルの高天井と高窓による開放感のあるLDKや、医療施設の設計手法を応用した感染症予防のためのゾーン分けを提案し、家での時間が多くなるこれからの時代に対応している。また、需要拡大が予想される在宅ワークスペースには、仕事に集中できる「フォーカス」、家族とつながりながら働く「スイッチ」、頭を整理しひらめきを生む「リチャージ」の3つのワークスタイルメソッドを用意。制震装置や太陽光発電システムを標準仕様とし、蓄電池や燃料電池などを提案するなど、災害へのレジリエンスも強化している。
「MY DESIGN(マイデザイン)」では、基本の10プランのカスタマイズを可能とした。在宅ワーク用の「ミニラボ」追加やキッチンの移動など、家族構成や暮らし方に合わせて間取りをアレンジできる。サッシの内観色はシンプルな無彩色系の2色で展開し、さまざまなインテリアスタイルを提案していく。
「LIFE DESIGN(ライフデザイン)」では、同社が提供する保証制度や、住まいの活用方法を選択できる「ミサワライフデザインシステム+」を用意。快適なニューノーマルライフを送れるよう、生活スタイルの変化に合わせた提案を積極的に行っていくという。
同社グループは、7月に発売したニューノーマルライフを楽しむための住まい「PRIME SMART(プライム スマート)」が好評だったことから、「SMART Brands WS」を企画タイプ商品のラインアップに追加。在宅ワークスペースへの需要の高まりなど、顕在化したニューノーマルデザインのニーズに柔軟に対応する。2021年度の販売目標は200棟。
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