日本女性が家事に多くの時間を割くことは、さまざまなデータからも明らかになっています。特にフルタイムで働き、子育てをしているお母さんほど忙しい人が多いでしょう。もちろん、外で働き残業をしているお父さんも多忙でしょうけれど、お母さんがこなす「名もなき家事」の多さもそれに負けてはいないのです。
家事と認識されにくい「名もなき家事」でも、やることはたくさん
子育て中のお母さんが、まず家に着いてすることといえば、「ポストをチェックする」「ダイレクトメールを処分する」「子どもの連絡帳を読む」などではないでしょうか。
これらはすべて「立派な家事」ですが、家事だと認識していない人が多いようです。例えば「トイレ掃除」や「夜ご飯作り」などはちゃんと家事名がありますが、先ほどの家事には名前がない「名もなき家事」ですよね。そのため、家事と認識されにくくなっているのです。
「名もなき家事」を言葉にする
「名もなき家事」は「やれないわけではないけれど、積み重なると負担になっていた…」というものが多いです。例えば「食洗器から食器を戻す」「再配達の連絡」「子どもの明日の持ち物チェック」など、1つ1つの負担は小さいかもしれませんが、積み重なると予想外に時間がかかることも。
これらを言葉にして、家族に頼んでみるのがおすすめです。子どものお手伝いの1つにしても良いですし、夫に朝晩5分だけでも何かを頼んでみると、家族の家事参加を促せます。
これに加えて、お母さんができる負担感軽減のコツを紹介します。
誰にも頼めないなら、朝の5分を使って一気に済ませる
名もなき家事は、積み重なると大きな負担になります。しかし、たった5分、朝に集中することで、名もなき家事の一部だけでも終わらせることができます。そうすれば、帰宅後の精神的・肉体的疲労感は大幅に軽減されますよね。
5分なんて、タイマーを使う必要もありません。好きな曲1曲分でもいいのです。「曲の終わりと同時に家事を終えるあの瞬間がたまらない!」と、ゲーム感覚で済ませることもできますよ。日頃から5分あれば何ができるのかをリストにしておけば、迷う時間も家事に充てることができます。
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