累計78,000棟を超える全棟に許容応力度計算の実績、パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」発売30周年~漫画「あたしンち」キャラクターを起用した「あたしンち 耐震ンち」キャンペーンを展開~

出典:パナソニック:住宅関連 https://news.panasonic.com/jp/topics/206277

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パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社グループのパナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社(代表取締役社長:松川 武志、本社:大阪府門真市、以下、当社)が提供するパナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」は、2025年6月に発売30周年を迎えました。
テクノストラクチャー工法は、独自部材である木と鉄の複合梁「テクノビーム」により木造の弱点を克服し、一般的な2階建て以下の木造住宅には義務付けられていない「許容応力度計算による構造計算」を1棟1棟実施することにより、全ての建物の強度を緻密に確認することを前提に開発しました。
1995年6月に発売して以来、当時としては前代未聞であった1棟ごとの「許容応力度計算による構造計算」を、30年間にわたり1棟の例外もなく実施し、2025年5月末時点で78,000棟を超えるテクノストラクチャー工法の建物をパナソニック ビルダーズ グループ加盟店を通じて全国に提供してきました。


■テクノストラクチャー工法 30年の歩み
当社は、住宅設備や建材、エネルギー関連事業を手掛ける中で、住まいの開発を長年の夢として追求してきました。そして、住宅の躯体に関わるテクノストラクチャー工法は、1995年6月に発売を開始。この工法は、日本特有の課題を解決するために技術開発をして生まれました。木と鉄の複合梁「テクノビーム」を開発し、全棟で「許容応力度計算による構造計算」を実施するという基準を設け、発売から30年、全国で78,000棟以上の建物を提供してきました。
その後、2016年から地震の揺れを吸収する制震システム「テクノダンパー」の導入や、省エネ性の高い快適な住まいの提案、施設など住宅以外の分野への進出などの進化を続けてきました。さらには、2023年12月より巨大地震にも耐えられる「テクノストラクチャーEX」の提案を開始し、当社のこのような取り組みは、「ジャパン・レジリエンス・アワード2024」(※1)の企業・産業部門において最優秀賞の評価を受けました。

当社は『くらしの「ずっと」をつくる。“Green Housing”』を事業スローガンに、これからも、耐震性、快適性、省エネルギー性の向上を目指して進化を続け、持続性のある豊かな社会をつくっていきます。

■発売30周年を記念したキャンペーンプロモーション「あたしンち 耐震ンち」を展開
漫画家・けら えいこさんによる作品「あたしンち」のキャラクターである、タチバナ家の家族が登場する「テクノストラクチャー発売30周年記念 特設サイト」を2025年6月5日に公開します。
地震に強い家とはどういうものか?住まいの新築を前に、施主が抱く疑問や不安をキャラクターが再現し、テクノストラクチャー工法の特長をわかりやすく伝えるコンテンツを公開します。また、加盟店で開催する現場見学会などのイベントでは、ノベルティの配布も予定しています。

<関連情報>
30周年記念 特設サイト
https://panasonic.co.jp/phs/pasd/30th/

※1 ジャパン・レジリエンス・アワード強靱化大賞について
https://www.resilience-jp.biz/award/

【お問い合わせ先】
パナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社
営業統括部 営業企画部
電話:06-6909-7676(代表)
受付:平日 9:00~17:30

■ご挨拶:「テクノストラクチャー」発売30周年を迎えて
お陰様でパナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」は30周年を迎えることができました。テクノストラクチャーの家を建ててくださった施主様と、パートナー店として加盟いただいているパナソニック ビルダーズ グループの加盟店様、サプライヤーの皆様に心から感謝申し上げます。
当社では「家は家族を、建物は人々のくらしを守るものでなくてはならない」と考えて建築躯体に向き合ってきました。発売した30年前からその考えの中心にあるのが耐震性をはじめとする災害に対する強さです。発売後も耐震性や災害に対する強さを高めるために技術開発に努め、2023年12月にそのひとつの形として「テクノストラクチャーEX」を発売することができました。
これからも、発売当時の「耐震性の高い建物を多くの方にお届けする」という使命を変わらず持ち続け、テクノストラクチャー工法を進化させることにさらに貪欲に取り組んでまいります。


■テクノストラクチャー工法 30年の主な取り組み
【1995年】パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」を発売
発売直前の1月17日に阪神・淡路大震災が発生。当社が大阪府下に試験的に建設していたテクノストラクチャーの建物も大きな揺れに見舞われましたが、構造の損傷はありませんでした。
耐震性の高い建物を多くの方に届けるという使命をもって、「テクノストラクチャー」を6月に発売。

【2014年】太陽光発電システムや断熱性能を高める提案を強化
2011年の東日本大震災では、それまで“あたりまえ”に使っていた電気が使えなくなるという非常事態に直面し、耐震性とともに、エネルギーについての関心が高まりました。
パナソニックは、太陽光発電での創エネや断熱性能の向上、省エネ機器を組み合わせて電気を賢く使うくらしの提案などにいっそう力を注ぎはじめました。

【2016年】制震システム「テクノダンパー」をリニューアル発売
揺れを抑えることで建物内部の家具転倒なども抑えられる「テクノダンパー」をリニューアル発売。
この年の4月に熊本で震度7の地震が2度起こった時には、制震ダンパーを設置した家の2階で寝ていたお子さんが起きずに寝ていたという体験談もありました。

【2022年】耐震等級3の建物を対象に「地震保証」の受付開始
「地震保証(建替え・補修)」や最長60年の「建物長期保証」の受付を開始。長く安心して住み続けるためのサポート体制を拡充しました。

【2023年】震度7の繰り返す巨大地震に耐える「テクノストラクチャーEX」を発売
熊本地震で経験した、同じ場所で複数回に及ぶ地震の被害を受け、「震度7は1回だけとは限らない」「繰り返し発生した地震の後に住み続けられる家を目指すなら」という視点で技術開発を強化しました。

【2024年】次世代のレジリエンス社会構築を表彰する「ジャパン・レジリエンス・アワード2024」最優秀賞を受賞
災害発生に向けた当社のトータル提案が評価され受賞。
テクノストラクチャーの家が、万一の災害時にも家族のくらしの拠点であり続けられるよう、備えを含めたトータル提案に注力しています。

【2025年】発売30周年
30年で全国78,000棟以上の建物にご採用。
1棟の例外もなくすべての建物に、許容応力度計算による構造計算を実施し信頼性を高めています。

■「あたしンち 耐震ンち(たいしんち)」キャンペーンの概要
<30周年記念 特設サイト>
漫画家・けら えいこさんによる作品「あたしンち」のキャラクターであるタチバナ家の家族が登場する「テクノストラクチャー発売30周年記念 特設サイト」(以下、30周年サイト)を公開します。
30周年サイトでは、築15年のマンションの4階で暮らす「あたしンち」のタチバナ家が、そろそろ素敵な戸建住宅が欲しいと思い、本当に地震に強い家を探し求める物語を展開。
地震のニュースを見るたびにマイホームを建てることへの不安を募らせるタチバナ家が「あたしンちを耐震ンちにするには?」の答えを探す過程をストーリー仕立ての漫画で表現し、同じようにマイホームを検討中のお客様の視点にそって当社からの提案をお届けします。
また、テクノストラクチャー工法30年の歩みや進化し続ける最新の工法もご紹介します。


<30周年記念 建設現場向け看板・ノベルティなど>
テクノストラクチャーの家を提供するのは、全国に約350社のパナソニック ビルダーズ グループ加盟店(以下、加盟店)です。加盟店がテクノストラクチャーの家を建設する現場などに設置する養生シート(足場などに設置するシート状看板)や、のぼりも「あたしンち」のキャラクター仕様で展開し、お客様への認知向上を図ります。
加盟店が各地で開催するモデルハウスや現場見学会などのイベントの来場者には「あたしンち」キャラクターのノベルティを差し上げます。(加盟店により実施内容が異なります)


■耐震住宅工法「テクノストラクチャー」について
パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」は、構造の要となる梁に木と鉄を組み合わせた独自の梁「テクノビーム」を活用することで、木造住宅に鉄の強さを加えたオリジナル工法です。
1995年の発売以来、一般的な1・2階建ての木造住宅には義務付けられていない許容応力度計算による緻密な構造計算を独自システムを用いて全棟に対して行い、設計段階で地震や台風などの災害、積雪など荷重による建物へのダメージを計算し、万一の災害に備えた提案をしてきました。
また、災害の想定だけでなく、太陽光発電システムなども含め、建物全体の重さも細かく条件設定して構造計算を行っています。

加えて、2023年12月には繰り返す巨大地震(※2)にも耐えられる独自の基準を設定した「テクノストラクチャーEX」の提案を新たに開始しました。「テクノストラクチャーEX」は繰り返す巨大地震への強さを実現するために、独自に生成した人工地震波を用いた「4D(フォーディー)災害シミュレーション」(※3)を実施。耐震性の高い「テクノストラクチャー」の構造躯体に地震の力を吸収する制震ダンパーを、シミュレーションを元に算出した適切な量と配置で加えることにより建物への影響を最小限に抑制、繰り返す巨大地震への強さを実現しています。

累計78,000棟(※4)を超える実績があり、全国約350社のパナソニック ビルダーズ グループ加盟店やテクノストラクチャー工法採用ビルダーを通じて供給されています。

テクノストラクチャーEX ウェブサイト
https://panasonic.co.jp/phs/pasd/technostructurenoie/long/technostructure-ex/
テクノストラクチャーEX シミュレーション動画
https://sumai.panasonic.jp/video_jump/index.php?id=6765641275ca18a

※2 巨大地震とは震度7を想定しています。
※3 木造住宅倒壊解析ソフトウェア「wallstat」(京都大学生存圏研究所の中川准教授が開発)を用いた独自地震波の「繰り返し地震」を与えるシミュレーションを指します。3次元の仮想空間に再現した建物モデルに地震波を加え、「時間軸」による変化も含めて評価するものです。
※4 2025年5月末時点。

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