インドネシアで水ソリューション事業を拡大

出典:パナソニック:住宅関連 https://news.panasonic.com/jp/press/jn240306-3

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パナソニック株式会社 空質空調社は、インドネシアにおいて、2024年4月に当社独自技術で井戸水の鉄分を除去する「セントラル水浄化機器」の新製品を、8月に水質を硬水から軟水に変える「軟水機」を発売します。現在展開している井戸水を汲み上げるポンプや電気シャワーと組み合わせるとともに、導入前に必要な水質検査の体制強化と新たに配管清掃サービスを提供し、機器販売からサービスまで水に関わるソリューション事業の拡大を通じて、インドネシアの人々の生活の質向上に貢献します。

SDGsの目標として「安全な水とトイレを世界中に」が掲げられていますが、特にインドネシアでは、人口の約70%が水質の悪い井戸水を洗濯やシャワーなどの生活用水として使用しており、公衆衛生面で懸念されています。また、インドネシアの水質はカルシウムとマグネシウムを多く含む硬水で、洗濯物が固くなる、シャワーでの不快感、キッチンや食器への水垢の付着などの不便さがあります。当社は軟水化により、これら課題を解決できると見込んでいます。

当社は、1988年に、インドネシアでNational(現Panasonic)ブランドの井戸水を汲み上げるポンプの販売を開始し、現在ではアジア諸国、中南米などに展開しています。一方で、井戸水には鉄分が多く含まれ、匂い、濁りなどで不衛生なことに加え、洗濯による衣類への着色、浴槽や便器の変色の原因になります。2020年に「セントラル水浄化機器」を発売し、当社独自技術で鉄分や濁りを除去することで、浄化した生活水の提供を実現しました。ろ過部のフィルターを1日1回ユーザー自身でメンテナンスすることで、フィルター性能を最大5年間維持することができ、個人向けに加え、住宅デベロッパーなどの法人向けにも販売し、好評を得ています。

今回発売する「セントラル水浄化機器」と「軟水機」、「サービスの拡充と体制強化」の概要は以下の通りです。

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