スライドヒンジの選定
①扉の開き角度 ②扉のカブセ代 ③カップの掘込代 ④扉の目地代 (注)仕様条件の扉より厚い扉を使用する場合
①扉の開き角度
扉の開き角度はいろいろ種類がございます。使用勝手にあったスライドヒンジをお選び下さい。一般的なスライドヒンジの開き角度は「100°」「105°」「110°」「170°」「90°(ナックルヒンジ面付)」「150°(オールヒンジ面付)」があります。
②扉のカブセ代
扉を閉じた時、側板の木口を扉が隠す量をカブセ代と呼びます。カブセ代には大きく分けて全カブセ、半カブセ、インセットの3種類があり、スライドヒンジもそれに対応して、全カブセタイプ、半カブセタイプ、インセットタイプがございます。各々のカブセ代の条件に合ったスライドヒンジをお選び下さい。*カブセ代はプレートの厚さで変えることができます。
③カップの掘込代
掘込代とは、扉に開けたカップ穴の外周から扉の木口までの長さをいいます。掘込代は各スライドヒンジのカブセ代によって違います。条件に合った掘込代をお選び下さい。
④扉の目地代
目地代とは、扉の開閉時に扉吊元・扉先端において、必要なすきまをいいます。特に扉吊元側の目地代は大きく変化しますので注意して下さい。 目地代は各スライドヒンジの掘込代や扉厚によって違います。使用勝手に合ったスライドヒンジをお選び下さい。
(注)目地代は取付けられる条件によって変化します。
※仕様条件の扉より厚い扉を使用する場合
仕様条件の扉より厚い扉を使用する場合は、扉吊元側エッジ部をR加工、又は面取り加工することで対応できる場合がございます。