人工大理石どうしの接着は下記の注意点、手順により行ってください。 「人工大理石」どうしの接着には専用接着剤「人工大理石」用ボンドを使用します。「人工大理石」用ボンドを使用しますと「人工大理石」どうしの継き目が分かりにくくなります。以下に「人工大理石」2点の突き合わせ接着について作業手順の例を説明します。(各工具などのリンクはamazonのショップ商品紹介が開きます。)
準備
- 接着する材料を並べ、色違いのない様にしてください。
- 接着面はカケ等のない平滑な面に仕上げて下さい。粗面のまま接着しますと継ぎ目が目立ちやすくなります。
- 接着面の汚れはエタノール で拭き取ってください。
- 平滑な作業台上に、接着部分の下の作業台にセロハンテープを貼り、作業台と「人工大理石」が接着しないようにします。その上に「人工大理石」を置き表面のレベルを合わせます。合わない場合は下にスぺーサーを入れ調整して下さい。
- 接着線の盛り上がった「人工大理石」用ボンドを除去する為に、あらかじめ「人工大理石」の表面にマスキングテープ (ポリエステルテープ等)を貼ります。
- 接着部の隙間を3mmあけて片方の「人工大理石」をあらかじめクランプで固定しておきます。
接着方法1(クランプ・重し方法)
- 接着剤を、すき間に気泡が残らないように注入します。(気泡が残ると、強度低下や、仕上りが悪くなります。)
- 固定していない方の「人工大理石」を押し当てて圧着し、重しを乗せて「人工大理石」用ボンドが硬化するまで固定してください。圧着が強すぎると接着剤がはみ出して接着力が弱くなります。
- 接着剤が硬化したら、トリマー で盛り上がった接着剤を削り取ります。
- 残りはスクレーパー 等で剥がし取り、サンドペーパーで研磨して仕上げます。仕上げ方法はこちらを参照してください。
接着方法2(コマ付け方法)
上記クランプ・重し方法の他に、コマ(木片又は「人工大理石」)をホットメルト(グルーガン) で仮止めして、クランプ で圧着する方法もあります。
人工大理石どうしの接合方法ビデオ
(ご注意)人工大理石の加工・施工方法は各メーカー異なる場合があります。推奨接着剤など各メーカー情報をご確認ください。
引用・画像提供:クラレトレーディング 動画:STARON・スタロン
最後の更新: 11月 18, 2021
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