人工(人造)大理石やステンレスなどワークトップカウンターの裏貼り桟木合板の厚みや前垂れ寸法の関係図です。 キャビネットと扉の納まりにより裏貼りの厚みなどを調整する場合の考え方、納まりを図示してみました。
前垂れカブセの場合
キャビネットの天端より前垂れをかぶせて納める方法です。木口化粧がある場合、キャビネット側面と平らに納める場合は木口化粧面をキャビネット分欠き取った形状にするか。素材厚さ以上に木口化粧面をキャビネット側面より伸ばして納めます。キャビネット巾よりカウンター巾がその分大きくなります。
前垂れフラットの場合
カウンターの前垂れと全厚みをほぼ同じにしてキャビネットの上に単純に載せる方法です。位置調整がし易く、現場での納まり調整も簡単です。
(参考)某マンションのキッチンの既存ワークトップを取り外した状態です。(タカラスタンダードキッチン)
ワークトップを外してしまうとこんな感じで簡単に出来ていますね!キャビネットに付いているLアングルで止めているだけです。このキャビネットの変なところはキャビネット側板と背板の高さが何故かまちまち・・?普通は全て同じです。仕方なくでしょうが、腰壁天端にパッキンが・・ここまでくるとワークトップを外して見なければ分からないところです。