人工大理石 ワークトップ カウンター の加工工場は大小様々な工場が国内に存在します。今回のモノづくりの現場からは国内でも比較的大きな工場である(株)テクノライト(愛媛県名古屋市)を訪問。人工大理石の加工工程をご案内いたします
人工大理石 原板搬入
人工大理石は国内外メーカー各社を取扱いしています。Eキッチンで取扱いの人工大理石のほぼ全ての加工を行える工場の一つです。
板材切断加工
板材には定尺(決まったサイズ)がそれぞれのブランド、色番により異なります。「板割」と云われるカット方法を決定。テーブルソー、ランニングソー、NCマシンなどにより切断加工されます。
前垂れ、バックガードなどの加工取付
設計内容に応じて前垂れやバックガードなどクランプにより接着加工されます。
裏打ち桟木合板取付
裏打ち桟木合板は指定板材厚さのカット材を接着します。どうしてもベタ貼り指定の場合はのこ目スリットを約450mm間隔で入れてカウンター材の変形をできるだけ抑えるようにします。
キッチンシンク取付
ステンレスシンクや人工大理石シンク、人工大理石洗面ボウルなどの取付を行います。シンクの固定には特殊樹脂をシンクフランジ部に流し込み接着されます。シンクを取り外そうとすれば人工大理石が破断する接着力を持つそうです。
シンク周辺部樹脂固定
グレーに見える部分がシンク固定用樹脂が流し込まれた状態です。
仕上・研磨
加工部分の仕上げ研磨を行います。
検品
製品の清掃を行い、傷や欠けなどの欠陥が無いか最終検査いたします。このワークトップにはカラーシンクCOMOが取付られている。(^^♪
梱包
梱包は紙管(段ボール)ですが補強紙管材により少々過剰な梱包を行っています。重量が有る分、配送事故を少なくするための梱包方法となっています。この様なパルプ製品や合板が使用される梱包材の価格が高騰している事も配送費値上げの原因の一つです。
出荷
大型工場ならではの配送会社との法人契約によりオーダーカウンターの配送費としては安価な送料を実現しています。
人工大理石カウンター製作の端材利用について
板材可能の宿命として廃棄材料処分があります。毎月出る廃棄材料は再利用コストを掛けるだけの余裕がありません。廃棄するのは「もったいない」ですね。Eキッチンではカウンターご注文の場合、加工工賃(約2000円)で、ご希望に応じトレイやパンコネ台などを製作、同梱してお届けいたします。 また、色柄の品番指定が無い場合、在庫板材にて通常価格よりだいぶ割安にワークトップの製作が可能な場合があります。都度お問合せください。
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