人工大理石洗面器一体カウンターのできるまで
今回のモノづくりの現場からは洗面器一体カウンターの製造メーカー「トップライト工業」新潟、新発田(しばた)工場です。大手住設機器メーカーのOEM工場でもあるトップライト工業はクラレノーブルライトを使ってオリジナル洗面ボウルとカウンターを一体成型、製造するメーカーだ。
切断加工
テーブルソーにより切断加工される。洗面台ならではかホワイト系の板材がほとんどだ
木口他加工
この画像は数量が多い物件で湾曲した変わった形で加工されている。前垂れも丸型になっている。アクリル系ならではの形状だ。
洗面器取付
本当は洗面器の加工工程が見たいのだが社外秘で一切見ることはできないのが残念。板材を加熱し樹脂型で成形しているそうだ。 洗面カウンターとシームレスマウントされる。排水穴にクランプを通して固定、圧着している。
裏打ち桟木合板取付
桟木合板が貼られている、左下の小さな四角い部材は同じ人工大理石のピースでボウルを押えて補強している。
仕上・清掃
清掃して梱包を待つ。この画像は巾の長い手洗器だ。
検品
検品、梱包用の架台だが製品は搬出された後だった。
梱包
この画像はパレットになっているがマンションなど大型で数のある物件はパレットで配送されることが多い。Eキッチンで取り扱う個別物件は紙管(段ボール)梱包で配送される。
出荷
洗面カウンターはキッチンワークトップに比べると比較的小さいので配送費も左程高くならない様だ。
追記
大手住設機器メーカーのOEMやケア施設向けの洗面カウンターなど量産品の製造を行う一方で、個別散在の住居系にも積極的なメーカーであることが伺えた。Eキッチンではワークトップ同様、今後サニタリーオーダー洗面カウンターにも注力する必要を改めた感じた工場訪問であった。今回の訪問時は撮影禁止のOEM製品がラインに入っていて撮影数が限定されたのが残念だった・・