ポラスグループの中央住宅(埼玉県越谷市)はこのほど、「マインドスクェア ヘリテージ光が丘 つむぎのまち」(東京都練馬区)全9邸の建て物・外構が完成したと発表した。
同分譲地は、近代建築家・木下益治郎が手掛けた、敷地約1000m2、延べ床面積423m2の美しい農園別荘(旧邸宅)跡地を開発したもの。旧邸宅にあった樹齢80年超のイロハモミジをその場に残し、周囲の住民が借景として楽しめるコモンスペースが確保されている。
各住戸では、旧邸宅で特徴的だったいぶし瓦の屋根をモダンな和瓦で表現。縦格子や丸窓、造作門柱などを採用し、美しい建築遺産を継承するとともに、機能美も取り入れた和モダンな外観となっている。
内装には、同社オリジナルの珪藻土塗り壁「寂び土」や、国産杉材を貼り合わせたシダーパネル「木もれ美」などを採用。1号棟に、旧邸宅へのオマージュとして暖炉を囲む小さなスペース「イングルヌック」を設置するなど、和の質感と個性的な邸別設計が特徴となっている。ワークスペースとして活用できる「スキップDEN」やカウンターも設置し、テレワークにも対応可能。
室内照明が当たるだけでカビやウイルス、VOCなどを水や炭酸ガスに分解・除去する可視光線型光触媒を天然銘木のフローリング材に採用した「エアー・ウォッシュ・フローリング」や、タッチレス水栓、アレルゲン壁紙など、健康に配慮したウイルス対策仕様。2×6工法で強度と断熱性能に優れている。
販売価格は5990万~7590万円(税込)。